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「暑さ、早くも本格化」食品衛生に非常事態、食中毒が続出

  例年より早く蒸し暑さが訪れ、食品衛生が非常事態に陥っている。20日、江陵(カンルン)の日中の最高気温が、5月としては気象観測史最高の35.1度まで上がるなど、連日「5月の暑さ」が猛威をふるうなか、全国各地で食中毒患者が続出している。

  

  また海水温度が高まり、人体に致命的なビブリオ敗血症注意報も例年より1週間ほど早く発令された。

  

   気象庁は「21日に南部地方を中心に少量の雨が降るだろうが、例年より高い気温は当分持続する見通しだ」とし、「食物管理と摂取に格別な注意が必要だ」と話した。

  

  ◇食中毒が続出=19日午後4時ごろ、慶尚北道安東市豊川面(キョンサンブックド・アンドン・プンチョンミョン)クダム里にある某医院の開業祝宴で、のり巻きやタンスユック、スルメの和えものなどを食べた住民約30人が食中毒症状を見せた。

  

   これに先立ち17日、学校の給食を食べた全羅北道金堤市(チョンラブクド・キムジェシ)にあるファンサン小学校とクムグ小学校、そしてクムグ中学校など小中校生64人が食中毒症状を見せ、全州(チョンジュ)の基督(キドック)病院に入院、治療を受けた。

  

  食品医薬品安全庁(http://www.kfda.go.kr)によると、今年に入り20日までに全国で計1000人余りの食中毒患者が発生した。

  

  ◇敗血症注意報=国立保健院(http://www.nih.go.kr)は全羅南道(チョンラナムド)南西海岸の海水からビブリオ敗血症の原因菌である「ビビブリオ・ブルニフィカス菌」が検出されたことから、19日、全国にビブリオ敗血症注意報を下した。

  

  敗血症は慢性肝疾患、糖尿病、がん、アルコール中毒者など虚弱体質者が魚介類を生で食べた時に主に感染する。昨年発病した16人のうち10人が死亡するほど致死率が高い。症状は1〜2日の短い潜伏期を経て寒気、発熱、下痢、腹痛、嘔吐などが浮黶A皮膚に水泡と紅斑などが生じる。

  

  ◇早い暑さ=20日、江陵地方の日中の気温が35.1度まで上がったのをはじめ、蔚珍(ウルジン)=33.9度、安東(アンドン)=31度、春川(チュンチョン)=30.7度、ャEル=28.2度、など全国大部分の地方で今年最高気温を記録した。

  

   気象庁は「暖かい南西気流の流入で気温が急上昇したことに加え、東海岸地域は乾風害現象のため、ひどい蒸し暑さとなった」と明らかにした。

全国部、社会部 < citizen@joongang.co.kr >

2001.05.20 20:36

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