ホーム>社会 2001.09.05(月)20:50

コレラ、全国拡大

 慶尚(キョンサン)北道・永川(ヨンチョン)市でコレラ患者が集団で発生してから3日の間に、京畿(キョンギ)道と全羅(チョンラ)北道などの地域で疑似コレラ患者が発生し、コレラが全国的に広まる兆しを見せている。

 国立保健院は5日、全羅北道・群山(クンサン)4人と、京畿道・金浦(キンポ)1人、忠清(チュンチョン)北道・清州(チョンジュ)1人、慶尚南道・固城(コソン)1人など慶尚北道以外の地域で合わせて7人の疑似コレラ患者が発生したと明らかにした。疫学調査結果、彼らは全員コレラ集団発病の震源地である慶尚北道・永川市「25時出会いの広場」バイキングレストランを利用したことが分かった。

 保健院のイ・ジョング防疫課長は「懸念していた通り、コレラが全国的に拡散する兆しを見せ、全国の市・道別保健所で所長会議を開くなど防疫態勢を強化している。『25時出会いの広場』の利用者はもちろん、彼らによる2次感染の恐れもあるだけに、このレストランの利用者は下痢の症状がなくても、皆管轄保健所に申告するように」と要請した。

 一方5日の1日だけで21人の患者が追加で確認され、コレラ患者は合わせて43人に増えた。彼らは皆「25時出会いの広場」バイキングレストランを利用した人達だ。

林昊俊(イム・ホジュン)記者







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