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「ごみ餃子」波紋、関連業界に拡大

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JUNE 07, 2004 22:25
by 鄭載潤 (needjung@donga.com jaeyuna@donga.com)

生ごみとして出された使い残しのたくあんを原料にした餃子が大量に流通したというニュースが広がるや、不良製品の回収と該当メーカーの謝罪を求める声が高まっている。

この中で、餃子の販売量が急減し、関連業界へのしわ寄せが懸念されている。

▲「餃子を回収しろ」〓「ご飯をあまり食べようとしない娘に、毎日のように好物の餃子を食べさせてきた父親だが、何とも言えない憤りを禁じえない」。

7日、ある餃子メーカーのホームページの掲示板に書かれた書き込みだ。

同掲示板には、この日一日で「該当メーカーの名前を公開しろ」、「該当メーカーは不良製品を自主回収しろ」などの書き込みが300件以上殺到した。

主婦のチョ・ジョンヒさん(57、ソウル東大門区里門洞)は「有名メーカーの餃子があんなふうに作られていたとは。呆れてものも言えない。もう誰も餃子を買わないだろう」と抗議した。

6日、警察は餃子の具を納品してきた業者らを在宅起訴し、「代表を手配した京畿道坡州市(キョンギド・パジュシ)所在のW食品の取引明細を調べたところ、国内の30社以上の餃子メーカーのうち上位25社に同社の製品が納品されていたことが分かった」と7日明らかにした。

しかし、警察は「有名餃子メーカーの場合、納品業者と示し合わせて不良品を提供してもらったわけではないため、食品衛生法による処罰はできない」とした。

▲「餃子メーカーにも責任あり」〓このように処罰が困難な状況で、これらのメーカーがごみで作った具の入った製品の回収に消極的で、言い訳ばかり並べていることに対し、怒りの声が高まっている。

1999年11月から最近まで、W食品から330t(およそ1億7000万相当)の納品を受けたA社は「今回摘発された不良具材は米国や日本への輸出用として製造されたため、国内には流通していない」と釈明した。

B社も「W食品からは02年に4ヵ月間だけ具材の納品を受けており、最近は他社から納品され、現在流通している不良製品はない」とした。

しかし、警察が公開したW食品との取引明細によれば、B社は1999年11月から02年まで、128t(6202万ウォン相当)もの納品を受けていたことが分かった。

警察関係者は「メーカーの多くが『ごみ餃子は市中で全部売り切れた』として回収の必要はないという反応を示した」と話した。

▲餃子販売量が急減〓7日、餃子メーカーと流通会社によれば、販売量が普段の10分の1に落ち込んだという。

流通会社は不良具材を使った製品を棚から下げる決定を行ったが、一部のメーカーから「不良具材を使っていない」という苦情が出たため、選別作業に苦労をした。Eマート加陽洞(カヤンドン)店の関係者は同日、「セール中にもかかわらず、食品売り場の餃子コーナーには客足が途絶えていた」と語った。

不良具材を使っていないとされているヘテ、CJ社などは「今回の事件で冷凍餃子市場全体が大きな痛手を受けるはず。当社製品の安全性を広報する広告を行う予定だ」とした。

市民団体の食生活安全市民運動本部の金ヨンドク代表は「何よりも不良具材を使った餃子メーカーがその明細を細かく公開し、消費者の被害を防ぐ必要がある」と強調した。

 


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