ホーム>社会 記事入力 : 2004/06/11 16:37


「生ゴミ餃子」の人体有害性が論議に

 不良な材料を使って作られた餃子が1999年以降、流通されていることが明らかになったことから、この餃子の人体有害性に対する疑問が拡大している。 
 
 非衛生的な材料を使って作られただけに、食品管理基準など法規を違反しているのは確かだが、いざ、このように作られた餃子が実際に人体に有害かどうかはまだ検証されていないという主張も一角では提起され、消費者を混乱に陥らせている。 
 
 ひとまず、今回の事件を摘発した警察は、国立科学捜査研究所(国科捜)などの検査結果、このような材料を使った餃子から大腸菌など人体に有害な食中毒菌が検出されたという点を指摘した。 
 
 生ゴミとして捨てるべき中国産のたくあんの切れ端を集め、水質検査も受けていない井戸水で洗い、材料として加工したという製造過程上の問題だけでなく、完成品が人体に有害だという点も立証されたと、警察は主張する。 
 
 しかし、一部専門家は国科捜の検査で検出された細菌は、一定温度以上に加熱すればすべて死ぬだめ、冷凍餃子を生で食べない限り、人体にはこれといって異常はないと指摘していると伝えられた。 
 
 同問題について、食品医薬安全庁(食薬庁)は製造過程と材料が非衛生的だったため、当然法規違反であり、全量回収、破棄するのが当然で、人体への有害性を論ずる必要さえないという立場を示している。 
 
チョソン・ドットコム







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