即席ラーメンスープに期限切れキムチ、韓国で業者摘発
【ソウル11日共同】韓国の検察当局は11日までに、インスタントラーメン用のスープに賞味期限切れの中国産キムチを使っていたとして、農産物品質管理法違反の疑いで製造業者の代表ら30人以上を摘発した。
通信社、聯合ニュースによると、この業者は昨年10月から今年1月にかけ、賞味期限を50日以上過ぎた中国産キムチ38トンを使って約330万個のスープを製造。
さらに原材料を韓国産と偽ってインスタントラーメン会社や高速道路の休憩所に販売した。製造業者は「道義的責任を取り商品を回収している」という。
韓国では、廃棄処分されるはずの大根を使ったギョーザが広く流通していたことが発覚し、食品の安全管理への論議が高まっている。
(18:00)
>> 過去記事一覧